第8回<新規開設者向けブログ講座:収支と制度編>生産活動の収入は「人件費や家賃」に使うお金ではありません
こんにちは、行政書士の大場です。
前回は、「人件費は削るものではなく、最初に決めておくもの」というお話をしました。
前回のブログはコチラ⇒第7回<新規開設者向けブログ講座:収支と制度編>人件費は「削るもの」ではなく「決めておくもの」
今回は、収支の相談でとても多い生産活動収入に関する勘違いを、はっきり整理します。
よくある誤解
新規開設のご相談で、よくこんな話を聞きます。
一見、まっとうな考えに見えます。
でも、ここに大きな落とし穴があります。
結論から言います
お金の役割は、もともと分かれています
就労継続支援B型の収支は、大きく分けると、役割が違うお金が存在します。
① 人件費・家賃・光熱費などの「土台のお金」
これは、
といった、事業所を回すための基本部分です。
これらは 障害福祉サービスの報酬(制度のお金)で支える前提です。
② 生産活動の収入
一方、生産活動の収入は、
・農業
などから生まれるお金です。
生産活動収入の本来の役割
生産活動の収入は、主に次のような役割を持っています。
つまり、 生産活動を続け、育てるためのお金です。
なぜ、人件費や家賃の前提にすると危険なのか
もし、
を、生産活動収入でまかなう計画にすると、
に、一気に経営が苦しくなります。
生産活動は、
に左右されやすく、毎月同じ収入が入るものではないからです。
生産活動は「エンジン」だけど「土台」ではない
生産活動は、事業所にとってとても大切です。