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第7回<新規開設者向けブログ講座:収支と制度編>人件費は「削るもの」ではなく「決めておくもの」

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こんにちは、行政書士の大場です。

前回は、「報酬の単価だけ見ても、経営はできない」というお話をしました。
前回のブログはこちら⇒第6回<新規開設者向けブログ講座:収支と制度編>報酬単価だけを見ても、経営はできない

今回は、収支の中でもいちばん大事で、いちばん間違えやすい「人件費」の話です。

お金が足りないと、まず考えてしまうこと

収支を考えていると、多くの方が、こう思います。

・人を減らせばいいかな
・非常勤を多くすれば安くなるかな
・最低限の人数で回せばいいかな

気持ちは、よく分かります。

でも、B型事業所では、この考え方が一番うまくいきません。

B型事業所は「人が仕事をする場所」

就労継続支援B型は、

・機械が動く場所
・商品が勝手に売れる場所

ではありません。

 人が人を支える場所です。

だから、

・人が足りない
・人に余裕がない

状態になると、一気に崩れます。

人を減らすと、どうなるか

人を減らすと、最初はこう見えます。「人件費が下がって、楽になった」

でも実際には、

・職員が疲れる
・支援が雑になる
・トラブルが増える
・利用者さんが来なくなる

という流れが起きやすくなります。

結果として、 利用者が減る、収入も減るという、逆の結果になります。

「最低限の人数」は安全ラインではない

制度には、

・この人数は必要です
・この配置は守ってください

という最低ラインがあります。

でもこれは、 「これ以下はダメ」というラインであって、「これで安心」という人数ではありません。
特に開設したばかりの時期は、余裕がない配置はかなり危険です。

大事なのは「人数」より「役割」

人件費を考えるときは、人数より、まずこれを考えてください。

・全体を見る人は誰か
・利用者対応の中心は誰か
・生産活動を回す人は誰か

これが決まっていないと、

・仕事が重なる
・押し付け合いになる
・現場がギスギスする

ということが起きます。

人件費は、あとから動かしにくい

人は、

・すぐ増やせない
・簡単に減らせない

ものです。

だからこそ、 最初に「この人数で、しばらく耐える」と決めておくことが、とても大切です。

次回のブログはコチラ⇒第8回<新規開設者向けブログ講座:収支と制度編>生産活動の収入は「人件費や家賃」に使うお金ではありません

2026年01月17日 23:27

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