第8回 補助金・助成金と、融資はどう違うのか<就労継続支援B型新規開設 融資×福祉編>
こんにちは。行政書士の大場です。
福祉事業の資金の話をしていると、 よくこんな質問を受けます。
「できれば融資じゃなくて、補助金とか助成金で何とかならないですか?」気持ちは、とてもよく分かります。
借金は、できればしたくないですよね。
でも実は、 補助金・助成金と融資は、役割がまったく違います。
まず、一番大きな違い
一番大きな違いは、ここです。
・補助金・助成金:あとからもらうお金・融資:先にもらって、あとで返すお金
この違いを知らないまま考えると、 話がごちゃごちゃになってしまいます。
補助金・助成金の特徴
補助金や助成金は、
・条件が細かい・申請できる時期が限られている
・もらえるまで時間がかかる
という特徴があります。
さらに多くの場合、いったん自分でお金を出してから、あとでもらうという流れになります。
融資の特徴
一方、融資はというと、
・事業を始める前や、始めるタイミングで使える・まとまったお金を先に用意できる
・返す必要はあるが、計画的に使える
という特徴があります。
特に福祉事業では、
・物件・設備
・人の準備
など、 最初にお金が必要になる場面が多いです。
「どっちがいい・悪い」ではない
ここで大事なのは、補助金が良くて、 融資が悪い、という話ではありません。
・最初の準備 → 融資・後からの後押し → 補助金・助成金
と、 役割が違うだけです。
両方を混ぜて考えない
よくある失敗が、「補助金が出るかもしれないから、とりあえず待とう」と動けなくなってしまうことです。
その間に、
・開設時期がずれる・チャンスを逃す
ということも、実際にあります。
福祉事業では、こう考えると分かりやすい
福祉事業の場合は、
・まず、事業を始めるための土台を作る・その後、必要に応じて補助金を検討する
この順番で考えると、 とても整理しやすくなります。
次回のブログはコチラ⇒第9回|創業融資と、既存事業の融資は何が違う?(福祉事業の場合)<就労継続支援B型新規開設 融資×福祉編>