第4回 なぜ“仕事っぽさ”がある生産活動ほど敬遠されてしまうのか<就労継続支援B型の生産活動:考え方・全体像編>
こんにちは、行政書士の大場です。
就労継続支援B型事業所の生産活動について話をしていると、不思議に感じる場面があります。
それは、「仕事っぽさ」がある活動ほど、最初から避けられてしまうということです。
たとえば、
こうした活動を提案すると、「それはB型には向いていないのでは?」、「一般就労と変わらなくなりませんか?」という反応が返ってくることがあります。
なぜ“仕事っぽい”活動が避けられるのか
この背景には、いくつかの思い込みがあります。
①「B型は“働かせない場所”だと思われているから
B型は、雇用契約を結ばない福祉サービスです。
そのため、
こうした要素があると、「それは支援ではなく、労働なのでは?」と警戒されやすくなります。
② 過去の“無理をさせた事例”が影を落としているから
かつて、
が問題になった時代がありました。
その反動として、「仕事っぽい=危険」というイメージが根付いてしまった側面があります。
③ 支援と仕事の線引きが、言葉で説明しにくいから
「これは支援です」、「これは労働ではありません」頭では分かっていても、見た目が“仕事”に近いほど、その違いを説明するのが難しくなります。
結果として、最初から避けるという判断がされやすくなります。
“仕事っぽさ”そのものが問題なのではありません
ここで大切なのは、見た目や雰囲気ではなく、中身です。
B型で問題になるのは、
といった点です。
逆に言えば、
この条件が整っていれば、見た目が“仕事っぽく”ても、生産活動として何の問題もありません。
むしろ“仕事っぽさ”が持つ力もある
実際には、仕事っぽい活動には、こんな力があります。
これらは、利用者さんにとって大きなモチベーションになることも少なくありません。
次回のブログはコチラ⇒第5回 成果物が存在する生産活動の強み<就労継続支援B型の生産活動:考え方・全体像編>