就労継続支援B型に特化 | 宮城・東北の指定申請・実地指導対策サポート

「行政書士事務所ライフ法務プランニング」は、就労継続支援B型事業所の開設から運営までを専門にサポート。複雑な指定申請代行、生産活動の企画・導入、実地指導対策までワンストップで支援。まずは無料相談へ。

ホームお知らせ ≫ 第2回<新規開設者向けブログ講座:収支と制度編>黒字か... ≫

第2回<新規開設者向けブログ講座:収支と制度編>黒字か赤字かより先に見る数字

24411710_m

こんにちは、行政書士の大場です。

就労継続支援B型について調べたり、開設を考え始めた方とお話ししていると、多くの方が、同じところで立ち止まっているなと感じることがあります。
それが、「この事業って、黒字になるのかどうか」という点です。
制度の説明や人員基準よりも先に、まず頭の中に浮かぶのがこの疑問、という方も少なくありません。
事業として考えれば、黒字か赤字かが気になるのは、とても自然なことだと思います。
ただ、就労継続支援B型の場合、いきなり「黒字か赤字か」だけを見るのは、少し順番が早いと感じることが多いのも事実です。

黒字でも「苦しい事業所」、赤字でも「落ち着いている事業所」

実際の現場を見ていると、こんなケースがあります。
・数字上は黒字
・でも、現場は常にギリギリ
・管理者が毎月不安を抱えている
・職員に余裕がない
一方で、
・開設当初は赤字
・でも、運営自体は比較的落ち着いている
・「今は仕込みの時期」と割り切れている

という事業所もあります。

この違いは、黒字か赤字かの問題ではないことが多いと感じています。

まず最初に見るべき数字①「稼働率」

最初に見るべきなのは、稼働率です。
たとえば定員20名の事業所であれば
・実際に何人が
・どれくらいの頻度で
・通っているのか
ここが安定していない状態で、収支の話をしても、なかなか現実的な話にはなりません。
稼働率が低いと、
・給付費は伸びない
・生産活動も安定しない
・人員配置とのバランスも崩れる
という状態になりやすいです。
まずは、「今、どれくらい埋まっているのか」この数字を、冷静に見ることが大切です。

次に見るべき数字②「人員配置と現場の実態」

次に見るべきなのは、人員配置と、実際の現場の動きです。
よくあるのが、
・基準上は足りている
・でも実際はギリギリ
・誰かが休むと一気に回らなくなる
という状態です。
これは、黒字か赤字か以前に、長く続きにくい運営になりやすいサインです。
「今の配置で、半年後も同じように回っているか?」この目線で見てみると、見え方が変わってくることがあります。

見落とされがちな③「現場の余白」

数字には表れにくいですが、とても大事なのが現場の余白です。

・職員が相談できる時間があるか
・記録が後回しになっていないか
・トラブルが起きた時に対応できる余力があるか

ここが完全に埋まっている状態での黒字は、正直、あまり安心できません。

むしろ、「今は利益は大きくないけれど、余白はある」という事業所のほうが、あとから安定してくるケースも多い印象です。

黒字は「結果」であって「最初の目標」ではない

就労継続支援B型において、黒字はとても大事です。
ただ
・稼働率
・人員配置
・現場の余白
こうした土台を見ずに、黒字だけを追いかけてしまうと、後から一気に苦しくなることがあります。
まずは、「今の運営は、ちゃんと回っているか?」そこを確認したうえで、黒字を目指す。
この順番が、結果的に一番遠回りに見えて、近道になることが多いと感じています。


次回のブログはコチラ⇒第3回<新規開設者向けブログ講座:収支と制度編>報酬単価って決められているの?

2026年01月02日 20:30

行政書士事務所
ライフ法務
プランニング

所在地
〒989-6436宮城県大崎市
岩出山字二ノ構143番地
電話番号 0229-87-3434
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜・日曜

事務所概要はこちら

モバイルサイト

就労継続支援B型専門サポートスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら