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第8回<新規開設者向けブログ講座:生産活動設計編>工程を見直すとなぜ工賃が上がるのか

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こんにちは、行政書士の大場です。
生産活動の相談で事業所を回っていると、同じような状況に何度も出会います。
工程をかなり整理している、職員も一生懸命関わっている、利用者さんも作業はしている。
それなのに、工賃が思ったように上がっていない。

数字を見ても、大きくは変わっていない。
「何か足りない気がするけど、どこか分からない」そんな空気を感じることがあります。

 

今回は、なぜ生産活動の「工程を見直すと工賃に影響するのか!」又は「工程はだいぶ見直したけど、工賃が上がらない!」この2つについて、現場目線で整理してみたいと思います。

工賃は「作業時間」ではなく「前に進んだ量」で決まる

まず大前提として、工賃は「作業していた時間」では決まりません。
・席に座っていた時間
・手を動かしていた時間
ではなく、売上につながった作業が、どれだけ前に進んだかここが工賃の原資になります。
完成品が増えた、納品に近づいた、次の工程に進んだ。
こうした「前に進んだ量」だけが、最終的に工賃になります。

工程が整理されていない現場で起きていること

工程を見直していない現場では、実はこんな時間がたくさん発生しています。
・材料待ち
・指示待ち
・確認待ち
・職員待ち
・やり直し待ち
本人は真面目に作業しているし、一見すると仕事をしているように見えます。
でも実際には、仕事が前に進んでいない時間が積み重なっています。
この時間は、どれだけ積み重なっても売上になりません。

工程を見直すと何が変わるのか

工程を見直すというのは、作業を細かく分けることでもあります。

例えば、
・Aさんは数えるだけ
・Bさんは並べるだけ
・Cさんは袋に入れるだけ
こうすると、
・誰かが休んでも止まらない
・途中参加ができる
・職員が付きっきりにならない

結果として、同じ人数・同じ時間でも、完成する量が増えるという状態が生まれます。

ミスが減ると「見えないロス」が消える

工程を整理すると、
・判断する場面が減る
・迷う時間が減る
・ミスが起きにくくなる
その結果、
・作り直し
・修正
・確認し直し
といった見えないロスが減ります。
このロスは、現場では想像以上に大きいです。
ロスが減ることで、自然と前に進む量が増え、
工賃につながりやすくなります。

それでも工賃が上がらない場合

ここがとても大事なポイントです。
工程をかなり整理しても、それでも工賃が上がらない場合があります。
このときに考えるべきなのは、工程ではなく、作業内容そのものです。

工程を工夫しても限界がある仕事

例えば、
・単価が極端に低い
・数量がほとんど出ない
・仕事が不定期
・手間に対して報酬が見合わない

こうした作業は、どれだけ工程を工夫しても工賃が上がりにくい構造になっています。

この場合、
・利用者さんを頑張らせる
・職員の負担を増やす

ことで一時的に数字が動くことはあっても、長くは続きません。

「工程の見直し」と「作業内容の見直し」は別物

整理すると、
・工程の見直し
 今ある仕事を、無理なく回す工夫
・作業内容の見直し
 そもそも、工程を見直しても工賃が上がらない場合は、「もっと工夫する」ではなく、「この仕事を続け る必要があるか」を考える段階に入っています。
2026年01月02日 01:30

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