こんにちは、行政書士の大場です。
指定が下りたとき、多くの方がこう思います。
「やっとスタートラインに立てた」、「ここからは、ちゃんとやっていけば何とかなる」この感覚、間違っていません。
でも実際には、一番しんどいのは“指定後1年目” だった、という声をよく聞きます。
1年目は「思った通りにいかない年」
指定後1年目は、
・利用者がなかなか定着しない
・生産活動が思うように回らない
・職員配置に余裕がない
・書類も記録も追いつかない
…だいたい、想定どおりに進みません。
でもこれは、運営が下手だからではありません。
ほとんどの事業所が、同じところでつまずきます。
1年目にやりがちな勘違い
よくあるのがこの考え方です。
「もう少し頑張れば、全部うまく回るはず」、「他の事業所はもっとできている気がする」
こうして、
・無理に利用者を増やす
・加算を一気に取ろうとする
・生産活動を詰め込む
結果、現場が先に疲れてしまう。
1年目は、攻めすぎるほど苦しくなる 傾向があります。
1年目は「完成させない」ことが大事
1年目は「完成させない」ことが大事
指定後1年目は、
・完成形を目指さない
・きれいに整えすぎない
・無理に広げない
これでです。
この1年は、
・利用者さんのことを知る
・職員の動きを固める
・事業所の癖を把握する
そんな準備の年だと思ってください。
続いている事業所がやっていること
長く続いている事業所さんを見ると、1年目に共通していることがあります。
・できないことを無理にやらない
・分からないことは早めに相談する
・小さな改善を繰り返す
派手なことはしていません。
でも、崩れない運営をしています。
1年目を「乗切る」
指定後1年目は、
・成功する
・大きく伸ばす
・評価される
そこまでいかなくてもちゃんと1年続いたこれだけで、十分価値があります。
最後に
指定後1年目は、苦しい時期でもあり、一番大事な時期でもあります。
完璧を目指さず、一人で抱え込まず、少しずつ整えていく。それができれば、2年目は確実に楽になります。
これで<新規開設者向けブログ講座:指定後の運営編>は終わりです。
次は、いよいよ「運営を安定させる」「伸ばしていく」そんな話に入っていきます。
次回のブログはこちら⇒第1回<新規開設者向けブログ講座:生産活動設計編>生産活動は「仕事を探す」ことではない