第5回<新規開設者向けブログ講座:指定後の運営編>開設直後の生産活動について
こんにちは、行政書士の大場です。
就労継続支援B型の指定が下りて、少し落ち着いた頃に、ほぼ必ず出てくる話があります。
それが、「生産活動、どうします?」 です。
しかもだいたい、そのあとにこんな一言が続きます。
「生産活動もう、ちゃんと動かさないとまずいですよね…?」
なんとなく「焦る」生産活動問題
この“なんとなくの焦り”、かなり多いです。
・他の事業所さんは売上出てるらしい
・工賃、もう少し上げないといけない気がする
・開設したのに、仕事っぽくない気がする
気持ちは、すごく分かります。
でもですね、開設直後って、だいたいそんなもんです。
生産活動って、いきなり完成しません
よく考えてみると、
・職員さんもまだ手探り
・利用者さんのことも分かりきってない
・作業の流れも毎日ちょっとずつ違う
この状態で、「はい、じゃあ今日から安定した生産活動です」って、なかなか無理があります。
むしろ、最初からうまく回ってたら、それはそれでレアケースです。
「売上出てない=ダメ」ではない
生産活動というと、どうしても
・売上
・工賃
・効率
このあたりが気になります。
でも制度上、開所した瞬間から結果を出しなさいとは言われていません。
もちろん、「何もしなくていい」という意味ではありません。
ただ、「いまは土台作りの時期だな」と思っても、全然おかしくないです。
どこまでやればOKなのか
じゃあ、「どこまでやればいいの?」という話ですが、開設直後なら、こんな感じで十分です。
・利用者さんが作業に触れている
・毎日通うリズムができてきた
・職員さんがフォローの仕方を覚えてきた
これ、地味ですが、かなり大事です。
ここができていないのに、売上だけ追いかけると、あとでだいたい崩れます。
生産活動は“育てるもの”
生産活動って、
・作って終わり
・決めたら変更なし
ではなくて、「やってみる」、「ちょっと違う」、「じゃあ変える」この繰り返しです。
次回のブログはコチラ⇒第6回<新規開設者向けブログ講座:指定後の運営編>指定後に必ず必要になる「記録」と「書類」
2025年12月30日 02:09