<生産活動の基本用語解説(収益構造編)>⑦「単価」とは何で決まるのか?
こんにちは、行政書士事務所ライフ法務プランニングの大場です。
前回は「下請け」と「自社製品」の違いでした。
前回のブログはコチラ⇒<生産活動の基本用語解説(収益構造編)>⑥「下請け」と「自社製品」の違い,
今日は、その核心です。
「単価」とは何で決まるのか?
これを知らないと
✔ 安くしすぎる
✔ 値上げが怖い
✔ 工賃が上がらない
このループに入ります。
単価は“気分”で決めるものではない
よくあるのが、「近くのお店がこのくらいだから…」、「高いと売れない気がして…」気持ちは分かります。
でも、単価は“感覚”で決めるものではありません。
単価を決める3つの要素
単価は、主にこの3つで決まります。
① 原価
② 付加価値
③ 市場
順番にいきましょう。
① 原価が土台
まずは原価、売値が原価を下回れば、売れば売るほど赤字です。
当たり前ですが、ここを曖昧にしている事業所は少なくありません。
原価を把握せずに単価は決められません。
② 付加価値が価格を押し上げる
同じマグカップでも、
✔ 無地 → 500円
✔ オリジナルデザイン → 1,500円
なぜ差が出るのか?
それは、“価値”が違うからです。
デザイン、ストーリー、地域性、限定性これらが付加価値です。
③ 市場が最終判断をする
いくら理想の価格をつけても、市場が受け入れなければ売れません。
逆に、需要が高ければ価格は上げられます。
単価は、「自分の都合」と「市場の評価」のバランスです。
B型でよくある誤解
就労継続支援B型 では、「福祉だから安く」という空気があります。
でも、ここははっきり言います。
安さは、価値ではありません。
安くすると
✔ 粗利が減る
✔ 工賃が下がる
✔ 忙しくなる
負のスパイラルです。
単価は“時間”でも決まる
1時間で1個作れる商品と10分で1個作れる商品。
同じ価格なら、後者のほうが圧倒的に有利です。
だから私は必ず聞きます。
✔ 1個あたり何分かかっていますか?
✔ 1時間あたりいくら生み出していますか?
✔ 1時間あたりいくら生み出していますか?
2026年02月14日 00:49