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<生産活動の基本用語解説(収益構造編)>⑥「下請け」と「自社製品」の違い,

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こんにちは,行政書士事務所ライフ法務プランニングの大場です。

ここまで
・粗利
・原価
・工程設計

と“中身”の話をしてきました。

今日は、構造の話です。

「下請け」と「自社製品」の違い,
これ、実は工賃を左右する最大の分かれ道です。

 まず、下請けとは?

下請けとは、仕事を「受ける」立場です。

✔ 単価は相手が決める
✔ 納期も相手が決める
✔ 内容も相手が決める

こちらは「やる」だけ

極端に言えば、価格決定権がありません。

 自社製品とは?

自社製品とは、価値を「つくる」立場です。

✔ 価格を自分で決められる
✔ コンセプトを設計できる
✔ 付加価値をつけられる

つまり、価格決定権があります。
ここが決定的に違います。

数字で比べてみましょう

● 下請け内職
単価:1個20円
1日500個作業 → 10,000円
● 自社商品
単価:500円
1日30個販売 → 15,000円
作業量は少なくても、生み出す価値は大きい。
これが構造の差です。

 なぜ下請けが多いのか?

就労継続支援B型 の現場では、

✔ 安定している
✔ 仕事が切れにくい
✔ 売れ残りがない
というメリットがあります。
だから選ばれやすいので間違いではありません。

でも、限界もある

下請けは、「量をこなす」ことでしか売上を増やせません。

でも、
✔ 利用者の作業時間は有限
✔ 職員のフォローも有限
つまり、上限があります。
これが「頑張っているのに工賃が上がらない」理由です。

 自社製品の怖さ

もちろん、
✔ 売れないリスク
✔ 在庫リスク
✔ 販路の問題
もあります。
簡単ではありません。
でも・・・
価格決定権があるということは、未来を設計できるということです。

 本質はここ

下請けは「作業モデル」、自社製品は「経営モデル」どちらが良い悪いではなく、どちらの構造を選ぶか
それが工賃の未来を決めます。

 ハイブリッドという選択

✔ 土台は安定的な下請け
✔ 上に利益率の高い自社製品

いきなり全部変えなくていいです。
でも、柱を一本立てることが重要です。


次回のブログはコチラ⇒<生産活動の基本用語解説(収益構造編)>⑦「単価」とは何で決まるのか?

2026年02月13日 13:17