<就労B型事業所の生産活動シリーズ1(基礎用語編)>④原価とは何か?
こんにちは,行政書士事務所ライフ法務プランニングの大場です。
前回は「売上・粗利・利益」の違いを整理しました。
前回のブログはコチラ⇒<生産活動の基本用語解説(基礎編)>③「売上」「粗利」「利益」の違い
今日は、その“根っこ”にある言葉です。
「原価」とは何か?
ここを間違えると、粗利は永遠に見えません。
原価=材料費?
よくある答えです。
「うちは材料費がこれくらいです。」
でも、ここで止まっていませんか?
実は・・・
原価は、材料費だけではありません。
原価とは「その商品をつくるために直接かかったお金」
たとえば、名刺をつくる場合
✔ 用紙代
✔ インク代
✔ 外注加工費
✔ インク代
✔ 外注加工費
これは分かりやすい。
でも、もう一つあります。
✔ 作業時間
ここをどう考えていますか?
B型の難しさ
就労継続支援B型 では、人件費は給付費でカバーされています。
だから、「作業時間は原価に入れなくていい」という感覚になりやすい。
でも・・・本当にそれでいいのでしょうか?
見えない原価
たとえば、1個つくるのに30分かかる商品と5分でできる商品。
材料費が同じでも、どちらが粗利を生みやすいでしょうか?
答えは明らかです。
時間も、立派な原価です。
原価を分解するとこうなる
① 材料原価(紙・資材など)
② 外注原価(加工委託など)
③ 作業時間原価(どれだけ時間を使うか)
② 外注原価(加工委託など)
③ 作業時間原価(どれだけ時間を使うか)
この3つで考えると、初めて本当のコストが見えます。
よくある落とし穴
「売れているのに、なぜかお金が残らない」
その理由の多くは、
✔ ロスが多い
✔ 作業が非効率
✔ 手戻りが多い
✔ 不良品が出る
つまり、見えない原価が膨らんでいるからです。
原価を制する者が工賃を制す
工賃は粗利から出ます。
粗利は売上 − 原価で決まります。
売上を上げるのは難しい。
2026年02月13日 12:35