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<生産活動の基本用語解説(基礎編)>②「工賃」とは何か?

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こんにちは行政書士事務所ライフ法務プランニングの大場です。
前回は「生産活動とは何か?」でした。
今日は、その中心にある言葉。
「工賃」とは何か?
実はこの言葉、なんとなく使っていませんか?

 工賃って、給料なの?

まずここ、よく誤解されます。

就労継続支援B型 における工賃は、
生産活動によって得た収入から支払われる対価です。

つまり・・・

✔ 給料ではありません
✔ 最低賃金の適用もありません
✔ 出どころは「生産活動収入」です。

ここが最大のポイントです。

じゃあ、いくらが普通なの?

全国平均は月1万数千円台
「え、それだけ?」と思いますよね。
でも構造を見れば、理由ははっきりしています。

 工賃の正体は“余り”である

かなりシンプルに言います。

生産活動の売上 - 原価 = 粗利
粗利 - 経費 = 残るお金

この“残った部分”から工賃が出ます。

つまり・・・
工賃は「利益の分配」なんです。
売上が少ない
単価が安い
原価が高い
ロスが多い
これでは、工賃が上がるわけがありません。

 よくある勘違い

①「利用者が増えれば工賃は上がる」
違います。売上が増えなければ、分けるお金は増えません。
②「頑張れば工賃は上がる」頑張りだけでは上がりません。
構造が変わらない限り、数字は変わらないのです。

 では、どう考えればいい?

ここからが重要です。

工賃を上げたいなら、まず考えるのは——

① 目標工賃はいくらか?

② そのために必要な粗利はいくらか?

③ その粗利を出すには、いくら売ればいいか?

つまり「逆算」です。
たとえば、利用者10人1人あたり月2万円を目標→ 月20万円の工賃原資が必要。
粗利率50%なら、売上は40万円必要。これが現実です。

工賃とは“経営の結果”

工賃は、
・気持ち
・理念
・努力
ではなく、経営構造の結果です。
だから私は、生産活動を「工程設計」「収益構造」から見ます。
工賃は、感情ではなく“数字”で決まる。
でも・・・数字は、設計できます。

次回のブログはコチラ⇒<生産活動の基本用語解説(基礎編)>③「売上」「粗利」「利益」の違い
 
2026年02月13日 02:22