第4回<新規開設者向けブログ講座:収支と制度編>加算はいつから、どう考えるべきか
こんにちは、行政書士の大場です。
就労継続支援B型の収支を考えるとき、避けて通れないのが「加算」の話です。
資料を見ていると、「これ、取れそうですよね」「この加算も入れたら、収支よくなりますよね」そんなふうに思うのは、自然なことだと思います。ただ、実際の運営を見ていると、加算は「取れるかどうか」よりも、「いつから、どう考えるか」のほうが大事だと感じる場面が多くあります。
加算は「最初から全部取る」前提ではない
開設前や開設直後の段階で、すべての加算を想定して収支計画を立ててしまうと、あとで苦しくなることがあります。
理由はシンプルで、
・人がまだ揃っていない
・現場が落ち着いていない
・記録や運用が固まっていない
こうした状態で加算を取ろうとすると、運営が無理をしやすくなるからです。
まず考えるべきは「続けられるか」
加算を考えるとき、まず自分たちに問いかけてほしいのが、これです。
「この体制、半年後も同じように続けられるだろうか?」加算は、一度取ったら終わりではありません。
取り続けることが前提になります。
・人員配置
・業務量
・記録の量
これらを含めて、「無理なく回るかどうか」を考えることが大切です。
開設直後は“守り”の加算から考える
特に開設直後は、守りの加算という考え方がおすすめです。
・体制がシンプル
・記録の負担が少ない
・職員に無理が出にくい
・記録の負担が少ない
・職員に無理が出にくい
こうした加算から検討することで、運営を崩さずに収支を安定させやすくなります。
逆に、「数字が良くなるから」「他の事業所が取っているから」という理由だけで加算を選ぶと、あとで調整が大変になることもあります。
加算は「運営が落ち着いてから」でも遅くない
加算は、後から追加することもできるという点を忘れがちです。
・利用者が安定してきた
・職員の役割が固まってきた
・記録の流れができてきた
・職員の役割が固まってきた
・記録の流れができてきた
こうした段階で、「この加算なら無理なくいけそうだな」と判断する。
この進め方のほうが、結果的に長く安定するケースが多い印象です。
「取らない判断」も、制度理解のひとつ
あまり語られませんが、あえて取らないという判断も、とても大事です。
・今は体制が合わない
・負担のわりに効果が薄い
・現場が崩れそう
・負担のわりに効果が薄い
・現場が崩れそう
そう感じたら、「今回は見送る」という判断は、決して間違いではありません。
むしろ、制度を理解しているからこそできる判断だと思います。
加算は大切ですが・・・でも主役は運営です。
加算は、収支を支える大切な仕組みです。
ただし、主役はあくまで運営そのものです。
ただし、主役はあくまで運営そのものです。
・人が回るか
・記録が回るか
・現場が疲弊しないか
・記録が回るか
・現場が疲弊しないか
この土台があってこそ、加算が「意味のある数字」になります。
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2026年01月02日 22:58