第8回<新規開設者向けブログ講座:指定後の運営編>行政との関係は指定後が大事になる
こんにちは、行政書士の大場です。
「指定が下りた瞬間が一番ホッとしました」これは、本当によく聞く言葉です。
申請書を作って、修正して、補正して、やっと指定通知が来た。…気持ち、すごく分かります。
申請書を作って、修正して、補正して、やっと指定通知が来た。…気持ち、すごく分かります。
でも実はここからが、行政との本当の付き合いのスタートです。
指定が下りると、行政は「遠くなる」?
指定前は、
・事前相談
・書類の確認
・修正のやり取り
行政との接点がかなり多いですよね。
ところが指定後、「もう相談することないですよね?」「次に連絡するのって、監査のとき?」こんなふうに感じる方も多いです。
でも、実際はその逆です。
指定後のほうが「相談していいこと」が増える
指定後は、
・職員が変わった
・体制を少し変えたい
・生産活動の内容を見直した
・加算を検討したい
こういったグレーゾーンの判断が増えてきます。
このとき、「聞いたら怒られそう」、「細かいことだし…」と自己判断してしまうと、あとで困ることが多いです。
行政は「交渉相手」ではない
ここ、誤解されがちですが、行政とのやり取りは交渉ではありません。
・押し切る
・言い切る
・うまくかわす
こういう関係ではないんですね。
どちらかというと、「こういう状況なんですが、制度的にどう考えたらいいでしょうか?」という確認と共有の関係です。
指定後の失敗パターン
お話を聞いていると、こんなケースがあります。
・変更届を出し忘れていた
・軽い変更だと思っていた
・後でまとめて出そうと思っていた
結果、「なぜ相談してくれなかったのか」と言われてしまう。
これ、悪意がなくても起きます。
行政との関係は「静かに、長く」
行政との付き合いは、
・頻繁である必要はない
・ベタベタする必要もない
でも、
・必要なときに
・ちゃんと相談して
・記録として残す
これができている事業所は、結果的に運営が安定しています。
さいごに
指定が下りたら終わり、ではなく、指定が下りてからが本番です。
行政との関係も、
・怖がらない
・避けない
・勘で動かない
この3つを意識するだけで、だいぶ楽になります。
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2025年12月30日 19:14