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<就労継続支援B型事業所を運営されている法人様向け デジタル印刷事業導入支援⑤>印刷の工程づくり

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こんにち、行政書士の大場です。

印刷事業を導入してみたいけれど、「うちの利用者さんにできるかな?」「職員が教えられるか不安で…」そんな声を、よく聞きます。


大丈夫です。
印刷の仕事は、“工程が分かれている”からこそ、支援と両立しやすいんです。

1. 印刷は“分業のチームプレー”

印刷と聞くと、「難しい機械操作」を想像する方も多いですが、実際は、こんな流れになっています

① 印刷データの確認
② 印刷(機械操作)
③ カット・折り
④ 封入・箱詰め
⑤ 納品

このうち、②以外の工程はすべて、利用者さんが関わりやすい軽作業です。
つまり、“できる仕事を切り出せる”構造なんです。

2. 「作業」と「支援」を分けない仕組み

印刷事業の良いところは、仕事の中に支援の要素を自然に組み込めること。

たとえば
・カット作業では「集中力の維持」
・封入・箱詰め作業では「手順の理解」
・検品作業では「注意力・確認力」
これはまさに、「訓練=仕事」になる流れ。
支援員が“監督”ではなく、“チームの一員”として関われます。

3. 現場の「流れ」を見える化する

印刷の仕事は、工程が多い分、“見える化”が鍵になります。
おすすめは、こんな掲示
【作業ボード例】
工程 担当 状況 備考
印刷 職員A 完了 10時印刷済み
カット 利用者B 作業中 残り100枚
検品 利用者C 未着手 午後予定
ボードを使うだけで、支援員も利用者さんも「自分の役割」が明確になります。

4. “支援の評価”が“品質”に変わる

印刷の良し悪しは、実は“支援の質”で決まります。
「焦らず・丁寧に・確認する」この3つができると、品質が一気に安定します。

障害福祉の現場は、もともと「丁寧さ」を大切にする文化です。
この強みが、そのまま印刷品質の高さにつながります。

障害福祉の支援力が、印刷の信用を生む。ここが、障害福祉業界が印刷に向いている最大の理由です。

5. 工程ごとの“喜びポイント”をつくる

モチベーションを上げるコツは、作業の終わりに「見える成果」を入れること。
・印刷物を束ねて“完成”シールを貼る
・納品書を一緒に作って「自分の仕事が地域に届いた」と伝える
・完成品を写真に撮って掲示する
「自分が関わった仕事が形になる」この経験こそ、B型事業所の支援で一番大切な瞬間です。

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次回のブログはコチラ⇒<就労継続支援B型事業所を運営されている法人様向け デジタル印刷事業導入⑥>生産活動追加届と運営規程変更の実務
2025年11月02日 15:38

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