就労継続支援B型に特化 | 宮城・東北の指定申請・実地指導対策サポート

「行政書士事務所ライフ法務プランニング」は、就労継続支援B型事業所の開設から運営までを専門にサポート。複雑な指定申請代行、生産活動の企画・導入、実地指導対策までワンストップで支援。まずは無料相談へ。

ホームお知らせ ≫ <行政書士が解説・就労型のB型事業所③>「仕事をつくる発想」 ≫

<行政書士が解説・就労型のB型事業所③>「仕事をつくる発想」

32653932_m
こんにちは、行政書士の大場です。
就労継続支援B型の資料を読んでいると、どの自治体でも必ず出てくるキーワードがあります。
それが「生産活動の充実」・・・
 
でも、いざ現場を見てみると、「仕事が少ない」「単価が安い」「季節で波がある」など、“安定して続けられる仕事”を見つけるのがいちばん難しいものです。
では、どうすれば「続けられる仕事」をつくれるのか?
今回は、就労型B型事業所の“仕事をつくる発想”についてまとめてみます。

「仕事を探す」より、「仕事をつくる」

B型事業所では、企業や地域から仕事を“もらう”ことが多いですが、最近の流れを見ると、「自分たちで仕事を生み出す」事業所が増えています。

たとえば
・商品を自分たちで企画・制作・販売する
・企業と共同で地域ブランド商品を開発する
・SNSやネット販売で独自の販路を開く

こうした動きが「就労型B型」を支える大きな柱になってきています。

国もこの流れを後押ししており、令和6年度報酬改定では「生産活動支援の強化」や「企業連携の促進」が評価項目に入りました。

 “働く人”を中心にした仕事づくり

「仕事をつくる」と聞くと難しく聞こえますが、考え方のひとつとして
利用者さんがどんな作業なら集中できるのか、どんな分野に興味があるのか・・・
たとえば「手先が器用」「人と話すのが得意」「整理整頓が好き」その得意分野から仕事を設計していきます。
仕事を探す前に、“この人たちなら何ができるか”を考えることです。
それが、結果的に安定した生産活動につながる場合もあります。

 仕事の3つのタイプを意識する

就労型B型で仕事を増やすとき、次の3タイプを意識しておくと整理しやすいです。

タイプ 内容 具体例
① 継続型 年間を通して安定的にある仕事 封入・印刷・清掃・農作業など
② 季節型 繁忙期に集中する仕事 贈答品・イベント・農産加工など
③ 創造型 自主商品・地域ブランドなど クッキー・雑貨・名刺・アート作品など

この3つをバランスよく組み合わせることで、「波のない収入」「利用者が飽きない活動」が実現できます。

 地域企業との協働がカギ

最近では、「企業連携型B型」という考え方があります。
地域の企業や農家、カフェや店舗などと協力し、B型事業所が「一部の工程」を担う形です。
たとえば
・梱包・検品・カット・袋詰め
・デザインやデータ入力
・納品や顧客対応の補助

こうした“分業型の仕事”は、利用者さんのレベルに合わせやすく、継続しやすいのが特長です。

 見える成果があるとモチベーションが上がる

調べていて印象的だったのは、利用者さんが「自分の仕事の結果を見られる」仕組みを持つ事業所ほど、工賃も安定しているということです。

たとえば
・完成した商品を自分でラッピングする
・店頭やイベントで販売に立ち会う
・SNSで“自分たちの商品”を紹介するなど

“自分のしごと”が“誰かの笑顔につながる”と実感できること、それが、就労型B型の最大のやりがいです。

次回のブログはコチラ⇒<行政書士が解説・就労型のB型事業所④>チームで支える

2025年10月26日 23:07

行政書士事務所
ライフ法務
プランニング

所在地
〒989-6436宮城県大崎市
岩出山字二ノ構143番地
電話番号 0229-87-3434
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜・日曜

事務所概要はこちら

モバイルサイト

就労継続支援B型専門サポートスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら