<生産活動の基本用語解説(収益構造編)>⑨「在庫リスク」とは何か?
こんにちは、行政書士事務所ライフ法務プランニングの大場です。
前回は「販売価格は逆算で決める」という話でした。
前回のブログ⇒
今日は、自社製品を持つと必ず出てくるテーマです。
「在庫リスク」とは何か?
ちょっと怖い言葉です。
でも、正しく理解すれば怖さは半分になります。
在庫とは何か?
簡単に言うと、まだ売れていない商品です。
売れた瞬間に「売上」になりますが、売れるまでは「お金になっていない物体」です。
ここ、重要です。
なぜリスクなのか?
在庫は、
✔ 保管スペースを使う
✔ 管理の手間がかかる
✔ 劣化する
✔ 流行が変わる
✔ 管理の手間がかかる
✔ 劣化する
✔ 流行が変わる
そして一番の問題は、現金が寝ていること。
材料費や時間を使って作ったのに、まだお金になっていない。
これが在庫リスクの本質です。
下請けとの違い
就労継続支援B型 の下請け作業は、基本的に
✔ 作ったら納品
✔ 在庫は持たない
✔ 在庫は持たない
だから、在庫リスクはほぼありません。
その代わり、価格決定権もありません。
自社製品の宿命
自社製品は、
✔ 単価を決められる
✔ 付加価値をつけられる
でも、
✔ 売れ残る可能性がある
ここがセットです。
在庫は悪なのか?
ここがポイント。
在庫は、悪ではありません。
むしろ、「未来の売上の種」です。
問題は、
✔ 作りすぎること
✔ 売れる根拠がないこと
✔ 回転率を見ていないこと
です。
回転率という考え方
在庫が月に何回入れ替わるか。
これを「回転率」といいます。
たとえば、
月10万円分の在庫を持ち、
月10万円売れているなら、
月10万円売れているなら、
回転率は1回です。
理想は、在庫を必要最小限にして、速く回すこと。
B型での考え方
給付費があるから、在庫が多少売れなくても事業は回ります。
でも、在庫が積み上がると、
✔ 材料費が膨らむ
✔ 作業時間が無駄になる
✔ 粗利が消える
結果、工賃は伸びません。
在庫リスクと向き合う方法
✔ 少量生産から始める
✔ 受注生産を取り入れる
✔ テスト販売をする
✔ データを見る
感覚で作らない。
これが鉄則です。
次回のブログはコチラ⇒<生産活動の基本用語解説(収益構造編)>⑩「販路」とは何か?
2026年02月14日 01:33