<学び②A型・B型・就労移行の仕組みとお金>A型・B型・就労移行って、何がどう違うの?
こんにちは、行政書士の大場です。
今回からA型・B型・就労移行支援を「仕組み」と「お金」で整理していきます。
正直、この3つは分かりにくい
A型・B型・就労移行支援、どれも「就労支援」と呼ばれるので、
・名前は聞いたことがある
・なんとなく違うのは分かる
・でも、ちゃんと説明しろと言われると困る
という方が、とても多いです。
まず最初に、はっきりさせておきたいことがあります。
この3つは、比べる制度ではありません。
違いの前に「共通点」
A型・B型・就労移行支援には、大きな共通点があります。
それは、一般就労に向かう流れの中にある制度だということです。
ただし、立っている場所が違うだけです。
一番分かりやすい整理の仕方
この3つは、「できる・できない」ではなく、今、どの段階にいるかで考えると、ぐっと分かりやすくなります。
就労移行支援の役割
就労移行支援は、
・一般就労を目指すことが前提
・利用期間は原則2年
・就職に向けた訓練・準備が中心
という制度です。
言い換えると、就職するための準備期間です。
だから、
・期限がある
・就職をゴールにしている
という特徴があります。
A型事業所の役割
A型は、
・雇用契約を結ぶ
・賃金が発生する
・労働者として働く
という点が特徴です。
ただし、一般企業と同じ条件ではありません。
福祉的な配慮を受けながら、働くことを続ける場所、それが、A型事業所です。
福祉的な配慮を受けながら、働くことを続ける場所、それが、A型事業所です。
B型事業所の役割
B型は、
・雇用契約を結ばない
・工賃という形で報酬が出る
・働くペースを柔軟に調整できる
という制度です。
ここで大事なのは、「働く方向に向かい続ける場所」ということです。
B型は、
・働くことを急がせず
・でも、社会とのつながりは切らさない
ための制度です。
3つを並べて整理すると
とてもシンプルにまとめると、こうなります。
・就労移行支援
就職するための準備期間
就職するための準備期間
・A型
雇用されて働く場所
雇用されて働く場所
・B型
働く方向に向かい続ける場所
どれが上・下ではなく、役割が違うだけです。
「A型にした方がいい?」と聞かれたら
この質問、とても多いです。
でも、答えは一つではありません。
・利用者さんの状態
・事業所の体制
・生産活動の内容
によって、今、合っている制度が違うだけです。
制度を知ると、比べなくなる
この3つの違いを制度として理解できると、
・他事業所と比べなくなる
・流行りに振り回されなくなる
・「うちはこれでいい」と言える
ようになります。
2026年01月31日 20:36