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異業種から就労継続支援B型に参入する前に知っておくこと④(想いだけでは足りない就労継続支援B型事業所の現実)

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こんにちは、行政書士の大場です。

前回は、異業種から就労継続支援B型事業所に参入するうえで、「想い」がどれほど重要かについてお伝えしました。
前回のブログはコチラ⇒異業種から就労継続支援B型に参入する前に知っておくこと③(異業種参入では「想い」が何より大切になる理由)

ただし、ここで一つ、はっきり言っておかなければならないことがあります。
想いだけでは、事業は続きません。

就労継続支援B型には、実際に運営してみて初めて分かる「現実」があります。

思ったよりも「現場」は大変

異業種出身の方が、最初に直面するギャップの一つが、現場の大変さです。

・毎日同じペースで作業が進むわけではない
・利用者さんの体調や気分に波がある
・突発的な対応が日常的に起こる

一般事業のように、「予定どおりに進む前提」で考えていると、すぐに無理が出ます。

生産活動は「計画通りにいかない」のが普通

異業種の感覚では、

・生産計画を立て
・工程を組み
・予定通りに進める

のが当たり前です。

しかし、就労継続支援B型の生産活動では、

・作業に参加できない日がある
・工程を飛ばさなければならない日がある
・途中で中断せざるを得ない日もある

計画どおりに進まないこと自体が前提になります。

ここを受け入れられないと、現場への不満や焦りが募っていきます。

「支援」と「管理」は想像以上に重い

異業種参入で見落とされがちなのが、支援と管理にかかる負担です。

・職業指導員・生活支援員の配置
・利用者さんへの声かけ・見守り
・日々の支援記録・報告

これらは、一般事業ではほとんど発生しない業務です。

「生産活動が回っていない」のではなく、支援と管理に時間と労力を取られているというケースも非常に多いのです。

制度を知らないと、後から修正できない

就労継続支援B型は、

・障害福祉サービスとしての指定
・人員配置基準
・運営基準

これらの制度の上に成り立っています。

異業種の感覚で、「まず事業を回してから考える」という進め方をすると、

・生産活動の設計を変えられない
・人員配置が合わない
・報酬や運営に影響が出る

といった、後戻りできない問題が起こります。

想いがあるからこそ、現実と向き合える

ここまで読むと、「やっぱり大変そうだ」「簡単ではないな」と感じるかもしれません。

それで構いません。

むしろ、この現実を知らずに参入する方が危険です。

そして、この厳しさを乗り越える支えになるのが、
第3回で書いた「想い」です。
異業種から就労継続支援B型に参入する前に知っておくこと③(異業種参入では「想い」が何より大切になる理由)

・なぜこの事業をやりたいのか
・誰のための事業なのか

この軸があれば、現実に直面しても、立て直す判断ができま


次回のブログはコチラ⇒異業種から就労継続支援B型に参入する前に知っておくこと⑤(異業種参入で失敗しやすい、生産活動の考え方)

2025年12月13日 00:39

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