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<就労移行支援事業所②>どんな訓練をしているの? <~行政書士が解説~>

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こんにちは、行政書士の大場です。

就労移行支援の現場を訪ねていると、本当にいろいろな“働くための練習”が行われています。

パソコン操作やビジネスマナー、軽作業、グループワークなど、どれも大切な取り組みです。


けれど最近では、こうした訓練だけでは“就職”につながりにくい、という声も少なくありません。
「できるようになる」だけではなく、「社会とつながる」ことを意識した訓練が求められています。

 訓練は“できること”を増やすだけじゃない

就労移行支援の訓練の目的は、単にスキルを身につけることではなく、“働く力を社会の中で活かせるようにすること”
“訓練”を“実践”につなげる工夫が、今、どの事業所にも求められています。

“企業とつながる訓練”とは

最近では、訓練の延長線上に“企業との関わり”を意識した取り組みが増えています。
たとえば、こんな形です。
取り組み 内容
企業講話 地元企業の担当者を招き、仕事のリアルを聞く
模擬面接会 実際の採用担当者に模擬面接をお願いする
職場見学 現場を見て、働くイメージを具体的に持つ
職場体験(実習) 数日間、企業で実際に働いてみる
共同プロジェクト 企業と一緒に販促物制作や企画を進める

「企業に来てもらう訓練」も効果的

「外に出るのはまだ不安…」という利用者さんが多い場合には、「企業の方に来てもらう」ことから始めるのも効果的です。

たとえば、
・企業担当者を講師に招いて仕事の話をしてもらう
・実際の商品を見せてもらう
・社員との交流会を開く
企業側にとっても、「就労支援を知る機会」になります。
“お願いする側”ではなく、“一緒に取り組む仲間”として。そんな関係づくりが、地域の支援をより豊かにします。

 小さな成功を積み重ねる

企業との関わりは、一度で終わらせないことが大切です。
・実習後に「お礼」と「次の提案」をセットで伝える
・企業ごとの実績や担当者メモを残す
・翌年度の企業訪問リストに反映する
「またお願いしたい」と言ってもらえる関係が、次の利用者さんのチャンスを生みます。


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2025年11月07日 11:17