<学び②A型・B型・就労移行の仕組みとお金>お金の流れ (報酬・工賃・賃金の違い)
こんにちは、行政書士の大場です。
ここまで、
を整理してきました。
今回は、多くの事業所が一番モヤっとしやすい「お金の話」です。
制度が分かりにくい理由は「お金」にあります
A型・B型・就労移行支援の違いが分かりにくい理由。
その正体は、かなりの確率で お金の仕組み です。
ここを整理すると、制度の違いが一気にクリアになります。
まず共通しているお金の流れ
障害福祉サービスとしての「給付費」です。
就労移行支援のお金の考え方
これに対して、給付費が支払われる仕組みです。
A型事業所のお金の流れ
A型事業所は、給付費 + 事業収入、この2本柱で成り立っています。
という点です。
B型事業所のお金の流れ
生産活動に参加したことへの分配という位置づけです。
よく起きるズレがこれです。
と、A型の考え方をそのまま当てはめてしまうこと。
という状態になりがちです。
B型の生産活動は「稼ぐため」だけではない
B型における生産活動は、売上づくりだけが目的ではありません。
その結果として、工賃が発生するという考え方です。
3つの制度をお金で並べると
ここで、あらためて整理してみます。
・就労移行支援
→ 給付費が中心(就職支援の対価)
・A型
→ 給付費 + 事業収入
→ 賃金を支払う義務あり
・B型
→ 給付費 + 生産活動収入
→ 工賃として分配
この違いを見ると、なぜ制度の役割が違うのかが、自然に見えてきます。
お金の流れは「正しさ」ではなく「前提」
制度ごとに、成り立つ前提が違うということです。