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<新規開所の流れ>就労継続支援B型事業所(申請書類の書き方編:付表8)管理者欄の書き方

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こんにちは、行政書士の大場です。

付表8の中で、一番誤解されやすく、質問が多いのが「管理者」 です。

・管理者は常勤?
・常勤換算で書くの?
・サービス管理責任者と兼務できる?
・職業指導員・生活支援員と兼務できる?

仙台市での実務を前提に、ここで一度、整理して理解しておきましょう。

管理者とは何をする人か?

管理者とは、事業所全体の業務を一元的に管理する責任者 です。

・職員配置の管理
・運営規程どおりに運営されているかの確認
・利用者対応・苦情対応の最終責任
・行政対応の窓口

つまり、「現場の責任者」であり、経営者ではありません。

ここを混同すると、人員配置の考え方がズレます。

管理者に「常勤換算」という概念はない

これは非常に重要なポイントです。
管理者には「常勤換算」という考え方はありません。
付表8でも、管理者欄は 人数(1名)として記載 します。

管理者は「常勤」か?

これもよく聞かれます。

✔ 制度上の扱い

管理者は原則として、当該事業所の業務に従事することが求められています。

・実態として「常勤」と説明できる勤務形態
・勤務表上も、管理業務に従事していることが分かる

→ これが重要です。

「名前だけ管理者」は通りません。

管理者は他職種と兼務できるのか?

できます。

仙台市でも、次の兼務は一般的です。

・管理者 + サービス管理責任者
・管理者 + 職業指導員
・管理者 + 生活支援員

あなたが以前確認されていたとおり、「管理者」と「サービス管理責任者」
「管理者」と「職業指導員」
「管理者」と「生活支援員」は兼務可能です。

ただし重要な条件

・勤務表上で無理がないこと
・各職種の役割を果たせる時間が確保されていること

行政は「制度上OKか」より「実態として回るか」を見ています。

付表8での管理者の正しい書き方(仙台市版)

✔ 記載の基本
・管理者:1名
・氏名を明記
・兼務がある場合は、後続欄と整合させる

付表8

<NG例>

・管理者:0.5人
・管理者の勤務実態が勤務表で確認できない
・兼務しているのに記載がバラバラ

これらはすべて補正対象です。

管理者の書き方がズレると何が起きるか

管理者の整理が甘いと

・サービス管理責任者の配置がズレる
・職業指導員・生活支援員の時間計算が狂う
・付表8全体が成立しなくなる

つまり、管理者は「付表8の土台」になります。

次回のブログはコチラ⇒

2025年12月12日 22:29

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