<新規開所の流れ>就労継続支援B型事業所(物件選定編)⑯>仙台市建築指導課に相談すべき内容
こんにちは、行政書士の大場です。
B型事業所の物件選びで最も重要なのが、建築指導課への事前確認です。
ここを誤ると「契約したのに使えない」という致命的なトラブルにつながります。
B型事業所の物件選びで最も重要なのが、建築指導課への事前確認です。
ここを誤ると「契約したのに使えない」という致命的なトラブルにつながります。
今回は、“ここだけ押さえればOK” という建築指導課の相談ポイントをまとめます。
【① 用途地域・建物用途(福祉用途の可否)】
まず最初に確認すべきポイント
・この地域でB型事業所が使える用途か
・現在の建物用途で使用できるか
・用途変更が必要かどうか
【② 用途変更の要否(特に面積・階数)】
用途変更が必要になると、建築士・工事・期間が一気に増えます。
・使用面積
・使用する階
・特殊建築物に該当するか
【③ 避難経路・防火関係】
※ここは“消防署ではなく”建築指導課が担当
・避難経路が確保できるか
・非常用進入口が必要か
・内装制限に当てはまるか
・防火区画が必要か
→ これらは建築基準法の規定。後から変更が難しいため必ず事前確認が必要です。
【④ 換気・採光(居室扱い)】
B型事業所は利用者が長時間滞在するため、部屋が“居室”扱いになるかどうかで基準が変わります。
・必要換気量を満たしているか
・採光(窓の大きさ)が基準を満たすか
【⑤ 建築確認申請が必要かどうか】
間仕切り変更・出入口変更など、改修内容によっては「建築確認」が必要になります。
【⑥ 建築士が必要な案件かどうか】
・図面作成が必要か
・用途変更に建築士が必須か
2025年11月23日 01:21