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<新規開所の流れ>就労継続支援B型事業所(運営規程編)運営規程の書き方:利用定員

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こんにちは、行政書士の大場です。
運営規程の中で、もっともシンプルに見えて実は チェックがかなり厳しい項目 が「利用定員」です。
利用定員は、
・職員配置基準
・事業所面積
・生産活動の動線
・支援体制
すべての“根本”になるため、運営規程でも重要視されます。
しかし、書き方は簡単です。
ポイントは 3つだけです

利用定員は「数字を明確に」書く

❌「原則20名」
❌「おおむね15名程度」
❌「最大20名(調整あり)」
→ 不明確な定員は不可です。
必ず 明確な数字 を記載します。

原則B型は“20名以下”が望ましい

理由:

・作業室の広さ確保(動線)
・職員配置7.5:1で考えやすい
・生産活動の安全管理
・初年度の運営の安定性

そのため、多くの新規事業所は 定員10〜20名 で申請しています。

そのまま使える文例

運営規程に書く文章は、次が最も無難で通りやすいです。
<利用定員(サンプル文)>
当事業所の利用定員は、〇名 とする。
これだけで十分です。
※ 〇に数字を入れるだけで完了です。
※ 定員変更する場合は「変更届」が必要になるため、曖昧に書かないことが重要です。

もう少し丁寧に書きたい場合の文例

<利用定員(丁寧版)>
当事業所の利用定員は、障害者総合支援法に基づき、適正な職員配置及び支援体制を確保するため、〇名 とする。
仙台市の審査では、この丁寧版が好印象です。

定員と整合性を取るべき“他の書類”

仙台市は 運営規程と他書類の整合性 を必ず照合します。
利用定員と一致すべき書類:
・指定申請書(様式第1号)
・付表8(職員配置)
・平面図(面積基準に適合しているか)
・事業計画書(収支計算)
・勤務表
・生産活動の工程表
2025年12月08日 21:18