<就労継続支援B型事業所 新規指定申請(仙台市版)⑨>(必要書類)設備・備品一覧表+写真
1、設備・備品一覧表とは
設備・備品一覧表(参考様式2)
仙台市が設備でチェックする5つのポイント
✔① 利用者の特性に必要な設備があるか
→ 障害福祉施設として最低限必要なものがあるか。
✔② 平面図と一致しているか
→ 平面図にある机・棚・ロッカーが写真に存在するか。
✔③ 個人情報を保管できる設備があるか
→ 鍵付き書庫 は超重要ポイント。
✔④ 日中活動の内容に合った設備があるか
→ B型事業所の生産活動に必要な備品がちゃんと揃っているか。
✔⑤ すべての部屋の写真があるか
→ 外観・表札も必須。
2、写真が“審査の最重要ポイント”になる理由
3、どんな写真を撮ればいい?
仙台市のチェックリストに基づく必須写真リストはこれです。
① 外観
→ 表札がないと補正
② 訓練・作業室
③ 相談室
→ パーテーションのみはNG
④ 洗面所
⑤ 便所
⑥ 多目的室
・会議・休憩の様子が想像できる配置
⑦ 事務室
⑧ 廊下・出入口
⑨ 消防設備
→ 建築図面との整合性チェックに使われる
⑩ 生産活動の備品
→ 生産活動の内容と一致しているか確認される
4、設備・備品一覧表の“必須項目”
仙台市は一覧表で、次の内容を確認します。
✔① 備品名
→ あいまい名称はNG
× 棚 → 〇 鍵付き書庫(高さ180cm)
✔② 数量
→ 写真との一致も確認される
✔③ 設置場所
→ 「作業室」「相談室」「事務室」など正式名称で記載
✔④ 利用者の特性に配慮した備品か
→ 車いす利用者 → 段差解消
→ 聴覚障害者 → 見える工夫
✔⑤ 個人情報保護の備品
→ 鍵付き書庫は必須に近い扱い
→ セキュリティボックスも有効
5、補正がかかる場合
鍵付き書庫がない
→ ほぼ100%補正
(個人情報保護の観点から)
表札がない
→ 外観写真に表札が写っていないと補正
相談室がパーテーションだけ
→ 「相談室」とは認められない
写真が暗い・狭い
→ 実際より悪く見えるので誤解される
平面図と備品配置が違う
→ 「整合性不備」で補正
6、設備・備品一覧表の作り方
✔① 平面図に記載した備品をすべて一覧表に書く
抜け漏れ防止に最適。
✔② 写真番号を一覧表に記載(No.1〜No.20など)
仙台市が確認しやすい。
✔③ 備品名は正式名称で
例えば:
× 棚
〇 鍵付き書庫(スチール製・H180×W90)
✔④ 利用者の特性がある場合は、備考欄に記載
例)「車いす利用者のため、可動式テーブルを採用」
✔⑤ 生産活動の内容と備品が一致しているか最終チェック
(例:印刷事業 → 印刷機・裁断機・PC・換気)
次回のブログはコチラ⇒<就労継続支援B型事業所 新規指定申請(仙台市版)⑩>(必要書類)管理者・サービス管理責任者