<就労継続支援B型事業所 新規指定申請(仙台市版)②>仙台市の新規指定申請スケジュール
仙台市でB型事業所を開設するための第一関門です。
それが 「スケジュールを理解すること」 です。
仙台市の新規指定は、全国の中でもスケジュールルールが“はっきりしている”自治体 です。
このルールを知らずに進めてしまうと、
今日は、最も重要な“仙台市の時間軸”をわかりやすく整理していきます。
1、仙台市の指定日は「毎月1日」だけ
まず、仙台市には明確なルールがあります。
仙台市の指定日は “毎月1日” のみ。
…という形で、“月初め” にしか指定が下りません。
という“月の途中オープン”は 不可能 です。
ここを理解せずに動き始めて、スケジュールが全部崩れる可能性がありますので注意が必要です。
2、提出期限は「指定希望日の2か月前・15日まで」
5月1日に開設したい → 3月15日が提出期限
3、そしてここが一番重要→提出前に “事前相談が必須”
「まず事前相談の日程から調整してください…」って
4、スケジュールの全体像
❶ 事前相談
❷ 建築基準法・消防法の確認
❸ 管理者の事前面談
❹ 申請書の提出(正式受付)
❺ 審査(補正が必要なら何度でも)
・職員配置の整合性
などがあれば補正依頼が来ます。
補正が終わらないと指定日は後ろにズレます。
❻ 指定(毎月1日付で指令書が届く)
指定が下りたら、翌月1日から正式に事業が開始できます。
❼ 開所(指定日以降)
…ここからが本番。
5、ありがちな“間に合わないパターン”
こうして、家賃・人件費だけが先に発生してしまいます。
6、ではどうすればよいのか?
答えはシンプルです。
✔ 物件契約前に事前相談
✔ 用途変更と消防を最初に確認
✔ スケジュールは必ず逆算
✔ 面談の1週間前に書類準備を終える
次回のブログはコチラ⇒<就労継続支援B型事業所 新規指定申請(仙台市版)③>「事前相談」がすべての分岐点