サビ管をどうやって見つける?①現場のリアル

こんにちは。行政書士の大場です。
就労継続支援B型事業所を始めたい、という方からよく聞く言葉があります。
「物件も決まった! でも…サビ管がいないんです。」
「物件も決まった! でも…サビ管がいないんです。」
そう、ここで多くの人が立ち止まります。
いわば“開設準備のラスボス”それが サービス管理責任者(通称サビ管)です。
求人を出しても応募ゼロ、知り合いに声をかけても、「今の職場があるから…」とやんわり断られる。
この「サビ管がいない問題」、本当に深刻なんです。
でも同時に、“全国共通のあるある話”でもあります。
サビ管って、そもそもどんな人?
「サービス管理責任者」と聞くと、なんだか難しそうですよね。
でも簡単に言うと
「利用者さん一人ひとりの支援計画を立てるリーダー」利用者の“支援の司令塔”です。
ただし、この役割を担うためには、ちょっと長めの道のりがあります。
ただし、この役割を担うためには、ちょっと長めの道のりがあります。
・福祉現場での実務経験
・サービス管理責任者の「基礎研修」修了
・その後に「実践研修」も受講
これをすべてクリアして、ようやく“サビ管”として名乗れるんです。
つまり“ベテランクラスの人材”なんですね。
なぜ見つからないの? ― 3つのリアル理由
① 「そもそも人数が少ない」
サビ管の資格を持っている人は、全国的にも数が限られています。
宮城県内でも、研修が年に数回、定員も少ない。
つまり、「なりたい人」よりも「なれる人」が少ないんです。
宮城県内でも、研修が年に数回、定員も少ない。
つまり、「なりたい人」よりも「なれる人」が少ないんです。
② 「すでに他の事業所で働いている」
資格を持っている人の多くは、すでにどこかの事業所でサビ管をしています。
いわば、どの地域でも“取り合い”状態です。
いわば、どの地域でも“取り合い”状態です。
求人サイトに出しても応募が来ないのは、「そもそも転職を考えている人がほとんどいない」からなんです。
③ 「責任が重くて、ちょっとこわい」
現場を知っている人ほど、こう言います。
「サビ管って、いろいろ大変そうだよね…」
「サビ管って、いろいろ大変そうだよね…」
計画書の作成、会議、行政対応、職員指導、“支援の責任者”という肩書きが、プレッシャーに感じる人も多いんです。
でも裏を返せば、それだけ“信頼される専門職”ということでもあります。
<現場あるある>
・「サビ管います!」→ よく聞いたら“実践研修まだ”
・「採用できました!」→ 他事業所と勤務時間がバッティング
・「非常勤で手伝ってくれる人が」→ 県に相談したらNG
…こういうこと、多いです
本日はここまで
次回後ブログはコチラ⇒サビ管をどうやって見つける?②どこで探す?
2025年10月08日 02:12