就労継続支援B型に特化 | 宮城・東北の指定申請・実地指導対策サポート

「行政書士事務所ライフ法務プランニング」は、就労継続支援B型事業所の開設から運営までを専門にサポート。複雑な指定申請代行、生産活動の企画・導入、実地指導対策までワンストップで支援。まずは無料相談へ。

ホームお知らせ ≫ 現地調査と開設前準備(宮城県版)②忘れがち準備について ≫

現地調査と開設前準備(宮城県版)②忘れがち準備について

3835078_m

こんにちは。行政書士の大場です。

就労継続支援B型事業所の開設準備も、いよいよ終盤です。

書類もそろって、現地調査も無事クリアして「これであとは開所を待つだけ!」…と思ったころに、なぜか出てくるんです。

「あっ、これ準備してなかった!」
 

今回は、実際の現場でよくある「忘れがちな準備について」 見ていきましょう。

 利用契約書と重要事項説明書

「とりあえず後で作ろう」と思って後回しになりがちな書類です。
いざ利用者さんを迎える段階になってから、「契約書のフォーマットがまだできていない!」

となるケース、けっこうあるのではないでしょうか
 

特に気をつけたいのが
・工賃の支払い方法(例:月末締め・翌月払いなど)
・送迎や昼食の扱い
・サービス提供時間の表記


宮城県は文言の細かい部分まで見ています。
できれば、開所の1か月前にはたたき台を完成させておくのが安心です。

 備品・消耗品の“細かいもの”

机・椅子・パソコンまでは完璧でも、意外と抜けがちなのがこのあたりです。
・名札やネームプレート
・掲示板・ホワイトボード・マーカー
・利用者用のスリッパ・玄関マット
・電子レンジやポット(昼食スペース用)


「まぁ開所してからでもいいか」と思っても、開所初日は案外ドタバタします。

「細かいものリスト」を一度つくって、職員みんなで“これ抜けてない?”チェックしておくのがオススメです。

 電話・ネット・印刷環境の整備

開所間際に必ずと言っていいほど出るトラブルがこれです。
FAXがつながらない!」「ネットがまだ開通していない!」

特に最近は、国保連(給付費請求)も電子化が進んでいて、ネット環境が整っていないと、開所後の事務処理に支障が出ます。
開通まで2〜4週間かかることもあるので、物件が決まったら早めに契約しておくのがコツです。

 防災・衛生関係の手続き

「消防の届け出、出したっけ?」、「保健所の確認って必要?」開所直前にバタバタするのがこの分野です。
・防火管理者の選任届
・消火器の設置場所・避難経路の掲示
・厨房設備がある場合の保健所確認
これらは福祉課とは別ルートの手続きになるので、忘れやすいポイントです。
建物の工事業者さんや大家さんにも早めに確認しておきましょう。

 職員のシフトと常勤換算

「勤務時間の合計、足りてない!?」
これは“現地調査のあと”に気づくパターンが多いです。
生活支援員・職業指導員など、常勤換算で基準を満たしているかのチェックをもう一度確認。

たとえば、週20時間勤務の非常勤職員が2人いれば1人分の常勤換算。
細かいようですが、ここで間違えると申請修正になることもあります。
 
開所準備は、最後の最後で「あっ!」が起こりがちです。

「書類」「モノ」「人」
この3つの視点で、もう一度チェックしておくと、開所日を安心して迎えられます。


次回のブログはコチラ⇒現地調査と開設前準備(宮城県版)③消防・保健所・福祉課 どこにいつ相談すればいい?

2025年10月07日 00:41

行政書士事務所
ライフ法務
プランニング

所在地
〒989-6436宮城県大崎市
岩出山字二ノ構143番地
電話番号 0229-87-3434
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜・日曜

事務所概要はこちら

モバイルサイト

就労継続支援B型専門サポートスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら