就労継続支援B型に特化 | 宮城・東北の指定申請・実地指導対策サポート

「行政書士事務所ライフ法務プランニング」は、就労継続支援B型事業所の開設から運営までを専門にサポート。複雑な指定申請代行、生産活動の企画・導入、実地指導対策までワンストップで支援。まずは無料相談へ。

ホームお知らせ ≫ 指定申請前の事前調査(宮城県版)②地域のニーズ調査 ≫

指定申請前の事前調査(宮城県版)②地域のニーズ調査

33026310_m

こんにちは。行政書士の大場です。

「就労継続支援B型事業所を立ち上げたい!」と決めたとき、次にやっておきたいのが “地域のニーズ調査”です。

つまり、「この地域でどんな支援が求められているか?」を知ることです。

ちょっと堅い言葉に聞こえるかもしれませんが、ようするに
「この町に、どんな就労継続支援B型事業所があったらうれしい?」
を探すことなんです。

 まずは地元の“声”を集める

最初に行くのは、市町村の障害福祉課です。
ここには、地域の利用者数・既存事業所の状況・待機者の有無などの情報があります。

でも数字だけでなく、職員さんが教えてくれる“感覚的な情報”もすごく大事です。

「このエリアは、送迎がネックなんですよ」
「軽作業系は多いけど、クリエイティブ系は少ないですね」

こうした“現場の温度感”が、計画づくりのヒントになります。

相談支援事業所にも話を聞いてみる

地域の相談支援事業所(相談支援専門員)も、利用者さんのリアルな声を知っています。

「週に数日でも働きたい人が増えてきた」
「一般就労が難しくて、通える場所を探している人がいる」

こうした生の情報は、事業所づくりの方向性を決めるときに欠かせません。
ニーズ調査といっても、アンケートを取るより、人に話を聞くことのほうが何倍も有効です。

既存の就労継続支援B型事業所もチェックしてみよう

同じ地域にどんなB型事業所があるかを調べてみましょう。
インターネット(福祉ナビ・県の指定事業所一覧)や、実際の見学もおすすめです。

「同じ就労継続支援B型事業所」でも、活動内容や雰囲気は本当にさまざまです。

・農業や園芸に力を入れているところ
・菓子製造やパンづくりをしているところ
・印刷や軽作業をしているところ
見学すると、「自分が目指したい就労継続支援B型事業所の形」が少しずつ見えてきます。

つくりたいより、求められる

就労継続支援B型事業所を始めるとき、つい「自分はこれがやりたい!」という思いから入ってしまいがちです。
もちろんそれも大切ですが、地域が求めていることと重なったときに、長く続く事業になります。
たとえば、
・利用者が通いやすい立地か
・支援が届きにくい層をカバーできるか
・既存事業所と差別化できる特徴があるか
こうした点を早い段階で見つけておくと、申請時の「事業計画書」にも説得力が出ます。
 
“ニーズ調査”というと難しそうに聞こえますが、実は「地域の人とたくさん話すこと」なんです。
机の上の数字より、現場で聞いたひと言のほうが、何倍も意味があります。

「あ、こういう場所があったらいいな」その声を拾って形にすることが、就労継続支援B型事業所づくりの第一歩です。


次回のブログはコチラ⇒指定申請前の事前調査(宮城県版)③<用途地域と建物チェック>

2025年10月05日 15:35

行政書士事務所
ライフ法務
プランニング

所在地
〒989-6436宮城県大崎市
岩出山字二ノ構143番地
電話番号 0229-87-3434
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜・日曜

事務所概要はこちら

サブメニュー

モバイルサイト

就労継続支援B型専門サポートスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら