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就労継続支援B型のお金の流れと仕組み④<利用者に支払われる工賃>

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こんにちは、行政書士の大場です。

「就労継続支援B型事業所で働くと工賃ってどれくらいなんだろう?」
ニュースやネットで数字は見かけるけれど、実際のところどうなの?と気になる方は多いと思います。


ということで第4回は利用者に支払われる工賃がテーマです。

1. 工賃ってどのくらい?

厚生労働省の最新データ(令和5年度)によると
就労継続支援B型事業所の 全国平均工賃は月額23,053円 です。

かつては「月1万6千円前後」と言われていましたが、この数年で少しずつ上がってきています。
それでも“お給料”というよりは“お小遣い”に近い水準です。

2. 事業所によってバラバラ

平均が2万3千円といっても、実際には事業所ごとに差があります。
・数千円しか工賃を出せないところもあれば…
・3万円、4万円を超える工賃を出している事業所もある
同じ就労継続支援B型事業所でも「やっている仕事の内容」「販路の広さ」「地域の特性」によって、工賃は大きく変わるんです。

3. 工賃が低い理由

なぜ工賃が低めなのか?
ひとことで言うと「仕事の単価が安い」からです。
・内職系の作業は1個あたりの単価が低い
・農作物は天候や価格変動に左右されやすい
・地域によっては販路が限られている
だからこそ、事業所は「どんな仕事を選ぶか」「どうやって売るか」工賃が大きく変わってきます。

4. 工賃の意味

金額の大きさだけでなく、工賃にはこんな意味もあります。
・自分の手で稼いだお金 という実感
・「ありがとう」と言われて社会とつながる経験
・生活の中でのちょっとした楽しみ(自分のお金で買い物できる)
つまり、工賃は「金額」だけでなく「気持ちの報酬」でもあるんです。
 

就労継続支援B型事業所の工賃は、全国平均で月2万3千円ほどです。
お給料のように生活を支える額ではありませんが、「働いた実感」や「社会とのつながり」を感じる大切なお金です。


工賃アップのカギは、事業所がどんな活動をするか、どう販路を広げるかにかかっています。

次回のブログはコチラ⇒就労継続支援B型事業所のお金の流れと仕組み⑤<事業所のお金の支出 >
 

2025年10月04日 20:33

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