就労継続支援B型に特化 | 宮城・東北の指定申請・実地指導対策サポート

「行政書士事務所ライフ法務プランニング」は、就労継続支援B型事業所の開設から運営までを専門にサポート。複雑な指定申請代行、生産活動の企画・導入、実地指導対策までワンストップで支援。まずは無料相談へ。

ホームお知らせ ≫ 就労継続支援B型のお金の流れと仕組み ③<生産活動の収益> ≫

就労継続支援B型のお金の流れと仕組み ③<生産活動の収益>

33299287_m

こんにちは、行政書士の大場です。

前回は「国や自治体からの報酬と加算」をご紹介しました。
これはB型事業所を支える“基本給とボーナス”みたいなものでしたね。

前回のブログはコチラ⇒就労継続支援B型のお金の仕組み②<報酬と加算>


さて今回は、もう一本の大事な川→生産活動からの収益についてです。

こちらは事業所にとって「商売の売上」であり、利用者さんにとっては 工賃のもと になる部分
いわば「みんなで汗をかいて実った作物」みたいなものです。

第3回は生産活動の収益がテーマです。

1. 生産活動ってどんなことやるの?

就労継続支援B型事業所の生産活動は、ほんとうに多種多様です。たとえば…

・定番の 内職作業(封入や検品など)

・地域の特性を活かした 農作業(野菜や花を育てる)

・お菓子やパン作り(売れるとやっぱり楽しい!)

・清掃やリサイクル作業(地域とのつながりが深まります)

・最近では パソコン作業やデザイン制作 など新しい挑戦も増えています。

こうして活動をして、できたモノやサービスが売れると、事業所にお金が入ります。

2. 工賃はどこから生まれる?

ここが大事なポイント。

・給付金からは工賃は出せません
・工賃は、生産活動で得られた収益から支払われます
つまり「みんなでやった仕事が売れた分だけ、工賃として分け合える」仕組みなんです。


文化祭で手作りクッキーを売って、売れた分をみんなで分け合うイメージです。

3. 工賃が上がるとき、下がるとき

・商品がよく売れたり、仕事の単価が高ければ工賃はアップ
・売れ残ったり、単価の安い仕事ばかりだと工賃は下がる
つまり「販路開拓」や「商品開発」力を入れることが、そのまま利用者さんの工賃に直結します。
事業所の努力がダイレクトに利用者さんのお財布に響くんですね。

4. 利用者さんにとっての意味

生産活動の収益は、そのまま「働いた実感」として返ってきます。
・作った商品が売れるとうれしい
・工賃という形で“自分で稼いだ”感覚がある
・お金以上に「社会とつながっている」という実感になる
この気持ちの部分が、就労継続支援B型事業所の大切な役割でもあります。
 
就労継続支援B型事業所のお金の仕組みは
・給付金 → 事業所を支える土台
・生産活動の収益 → 工賃として利用者さんに返る実り
この二本柱でできています。


今回のテーマ「生産活動の収益」は、利用者さんにとって「働く喜び」と「工賃」という実感につながる大切な流れです。

次回のブログはコチラ⇒

2025年10月04日 19:40

行政書士事務所
ライフ法務
プランニング

所在地
〒989-6436宮城県大崎市
岩出山字二ノ構143番地
電話番号 0229-87-3434
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜・日曜

事務所概要はこちら

サブメニュー

モバイルサイト

就労継続支援B型専門サポートスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら