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新規開設までの期間と準備②<人の確保>

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こんにちは。行政書士の大場です。

就労継続支援B型事業所を始めるとき、一番最初の壁になりやすいのが「人の確保」です。

「建物よりも人が決まらない!」
「サビ管の条件が思っていたより厳しい…」

そう感じる方、とても多いです。
どの事業所も、ここで時間がかかるのが“普通”なんです。

サビ管がいないと、申請が出せない

就労継続支援B型事業所の中心になるのが サービス管理責任者(サビ管)です。
利用者一人ひとりの支援計画を立てて、事業所全体をまとめる役割です。

このサビ管が決まらないと、指定申請そのものが出せません。

つまり

「サビ管がいない=開設準備が止まる」

それくらい大切なポジションなんです。

サビ管になるための条件

サビ管になるには、大きく3つの要素が必要です👇
1️⃣ 一定の福祉系資格または実務経験があること
2️⃣ 「サービス管理責任者基礎研修」を修了していること
3️⃣ 「実践研修」まで修了していること(ここ重要!)

実はここでよく勘違いされるのが、
「基礎研修だけ受ければサビ管になれる」という点。
❌ 基礎研修だけでは配置できません。
✅ 実践研修まで修了して、はじめてサビ管として配置可能です。


実践研修は、基礎研修を受けたあと、2年以上の実務経験(6か月に短縮できる場合あり)を積まないと受講できません。

サビ管として配置できるようになるまで 最短でも2年〜2年半 かかる、ということです。

 サビ管の状況別・申請までの目安

状況 準備にかかる期間(目安)
実践研修まで修了済み すぐに申請準備に入れる(約1か月)
基礎研修のみ修了(実務2年未満) 実践研修まで約2年必要
新しく採用・研修未受講 要件確認から最短2〜3年かかる

研修自体も年に数回しか開催されないため、「次の開催を待っているうちに年度が変わった」というケースもよくあります。

B型事業所には、サビ管以外にも

職業指導員生活支援員 の配置が必要です。
・基本は「常勤換算で2人以上」
・開所時間中は「必ず2名以上勤務」
・パート勤務もOK(時間調整で常勤換算にカウント可)

たとえば週20時間の非常勤職員が2人いれば、1人分の常勤換算になります。

 よくある問題点

・サビ管候補が基礎研修どまりで、実践研修待ちだった
・常勤換算の考え方がわからず、再計算になった
・他事業所との兼務で勤務時間を調整することに
・開所直前で職員が退職し、慌てて補充した
どれも「想定外」ではなく、実際によくある流れです。

 早めの声かけが一番の近道

福祉分野の人材はどこでも引く手あまた「オープンしてから採用しよう」では間に合わないことが多いです。
「一緒に立ち上げてくれませんか?」準備の段階から声をかけておくと、“立ち上げメンバー”として関わってくれる人が見つかることがあります。


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2025年10月06日 00:47

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