<就労継続支援B型事業所 新規開設手順(仙台市)④>設備の基準
こんにちは、行政書士の大場です。
B型事業所の開設で、実地調査の合否を左右するのが 「設備」 です。
書類や職員体制よりも、実はここが一番ごまかしが効きません。
仙台市で特に見られるポイントを、短くシンプルにまとめました。
1、相談室:声が漏れないか?
仙台市は相談室のチェックが非常に厳しいです。
根拠:運営基準(プライバシー確保)
2、作業室:安全に動けるか?
「作業が円滑にできる広さを確保すること」と明記され(※設備基準省令)、仙台市はここをけっこう細かく見ます。
また、 “動線” が重要です。
根拠:設備基準(作業が安全に行える環境)
3、休憩室:ちゃんと休めるか?
小さすぎる、丸見え、動線が悪い・・・はNG。
根拠:休息スペースの確保(設備基準)
4、トイレ・洗面:衛生とプライバシー
見られるポイントはシンプルにこの3つ。
根拠:衛生管理・プライバシー(運営基準)
5、消防法:避難できるか?
仙台市では消防法も実地調査の重要ポイントです。
根拠:消防法・建築基準法
設備は“後から変更できない”
設備は、書類のように後から修正が効きません。
だからこそ実地調査では徹底的に見られます。
相談室・動線・換気・衛生・消防法
この5つを押さえておくと、仙台市の実地調査は一気に通りやすくなります。
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