就労継続支援B型に特化 | 宮城・東北の指定申請・実地指導対策サポート

「行政書士事務所ライフ法務プランニング」は、就労継続支援B型事業所の開設から運営までを専門にサポート。複雑な指定申請代行、生産活動の企画・導入、実地指導対策までワンストップで支援。まずは無料相談へ。

ホームお知らせ ≫ <就労継続支援B型事業所 新規開設手順(仙台市)④>設... ≫

<就労継続支援B型事業所 新規開設手順(仙台市)④>設備の基準

31564074_m

こんにちは、行政書士の大場です。

B型事業所の開設で、実地調査の合否を左右するのが 「設備」 です。
書類や職員体制よりも、実はここが一番ごまかしが効きません。

仙台市で特に見られるポイントを、短くシンプルにまとめました。

 

1、相談室:声が漏れないか?

仙台市は相談室のチェックが非常に厳しいです。

・完全個室
・パーテーション不可
・上部が空いている壁も不可
・声漏れチェックあり

根拠:運営基準(プライバシー確保)

 2、作業室:安全に動けるか?

「作業が円滑にできる広さを確保すること」と明記され(※設備基準省令)、仙台市はここをけっこう細かく見ます。
また、 “動線” が重要です。

・すれ違えるか
・危険物の管理
・換気の確保
・機材を置いても安全に動けるか

根拠:設備基準(作業が安全に行える環境)

3、休憩室:ちゃんと休めるか?

小さすぎる、丸見え、動線が悪い・・・はNG。

根拠:休息スペースの確保(設備基準)

4、トイレ・洗面:衛生とプライバシー

見られるポイントはシンプルにこの3つ。

・手すり必要?(利用者層で判断)
・男女共用なら“丸見え”はNG
・ゴミ箱・清掃の衛生管理

根拠:衛生管理・プライバシー(運営基準)

 5、消防法:避難できるか?

仙台市では消防法も実地調査の重要ポイントです。

・避難経路
・火災報知器
・誘導灯

根拠:消防法・建築基準法

 設備は“後から変更できない”

設備は、書類のように後から修正が効きません。
だからこそ実地調査では徹底的に見られます。

相談室・動線・換気・衛生・消防法
この5つを押さえておくと、仙台市の実地調査は一気に通りやすくなります。

次回のブログはコチラ⇒

2025年11月14日 16:29